こんにちは、あんしん塗装部です。
今朝も朝から雨が降って現場はなかなか進みません。
またまた台風が長崎に近づいてきていますので心配ですね。
さて、今日は塗装あるあるの中で結構多い割に軽視されている
木部の傷みの話です。
結論からいくと、木部の塗装をほったらかしにすると
後々お金がいくらあっても足らない。。。
という事態に陥ってしまいます。
例えばこの写真のような窓の周り。
窓枠や、窓の庇とか、屋根の側面にくっついている破風と呼ばれる部分は
だいたい木製です。
もしかしたらあなたもこんな状態でほったらかしにしているかもしれません。
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塗装が剥げてしまって、下地の木部が見えていますが
木の年輪の部分が斜めに走っていますよね。
この状態は木が劣化して痩せてきている状態です。
経年劣化で、年輪の隙間は痩せていきます。
こうなると結構木が傷んでいる状態の目安なんですが、、、
良い塗料を使って長持ちさせようにも下地が劣化しているから
長く持ちません。
赤ちゃんの肌みたいにみずみずしくてピチピチしていれば、
どんな塗料でもノリがいいのは当たり前です。
年を取ってくるとどうしても肌が傷んでいくもの。
それは仕方がありません。
ですが、この真夏の直射日光や、集中豪雨の最中にも
彼ら建物は、傘もささずに野ざらしなわけです。
どう考えても体に良くないですよね。
そして傷んだ木が虫(とくにシロアリ)に喰われたり
いつも濡れて乾かない場所なら簡単に腐り始めます。
水分や湿度は極力「外側」で防御することが大前提
塗膜ができることで、水分の侵入をストップして木材を守ってくれます。
その場合は下地がちゃんと乾いていないと、
膨れたりはがれやすかったりします。
とにかく下地がなんといっても重要なんですよね。
素地が見えているのに野ざらしのまま、、、
なんていう家がかなりありますが
本来定期的な塗装だけ、表面の保護だけで済むレベルのものが
素地が出てくると急激に劣化スピードが上がります。
建物のメンテを二の次にしていると
思わぬ出費にあなたの計画も狂ってしまいかねません。