長崎県内でたくさんの建物を調査したり
リフォームで蘇らせる仕事をしていくうちに
実は面白い傾向があることを実感しています。
それは、建物の劣化環境の判断基準です。
建物の劣化のスピードはある地点に達すると
イキナリひどくなります。
本当にびっくりするくらいあっという間なんですが、
そんな状態になりやすい建物のパターンがあります。
5つの建物劣化環境
- 空き家になっている
- 家の中や家の周りが散らかっている
- 雑草がボウボウ生えている
- サビている部分がパラパラと剥がれる
- 塗装が触るとパラパラと剥がれる
空き家は長崎県も過疎化が進んでいますし、
特に山手の方は空き家が目立つようになりました。
人が住まなくなるとなぜか途端に悪くなっていきます。
のら猫やネズミなどの小動物や
シロアリ害も出やすいので周辺の家も注意が必要です。
家の中や外が片付いていないと、
これもなぜだか劣化スピードが速まります。
まるで神様が戒めるかのように、
追い打ちをかけて悪くしていくだけでなく
身の回りに様々な問題も噴出してくるから不思議です。
それから塗装やサビがパラパラと剥がれるようになると、
結構傷んでいる証拠です。
長い間、外部のメンテナンスを怠っていると
パラパラ剥がれる状態になります。
この状態になると、どれだけ良い塗料を使っても
長持ちはしなくなります。
新しくやりかえるとなると莫大な補修費用になりますし。
たとえのんびりした長崎でも、現代人は忙しいものです。
ですが、家のメンテを怠らないようにしてください。
なぜだか家の神様はやっぱりちゃんと見ているようで、
いろいろ大変な試練をあなたに与えてきます。
どうぞ気を付けてください。
貧乏神ではなく福の神を呼び込むようにしましょう!