嶋崎工務店ブログ

え!コンクリートは水を通すの? 斜面地に立つ長崎の家は要注意

多くの人がびっくりすることの一つに
コンクリートに防水能力はないということがあります。

 

基本的にコンクリートは水を通します。

 

コンクリートは小さな気泡がたくさん入っています。
まるでスポンジと同じですね。

 

ですから、スポンジのように水を吸い込みますし、

吐き出してくれます。

 

ある意味木材と同じように呼吸していると言えます。

 

長崎のように山手に建物を建てているところは、

コンクリートスラブ(床)を
張り出して建てているところも少なくありませんよね。

 

鉄骨で斜面に骨組みをつくって、
そこにデッキブレートという鉄製の板を載せて
上にコンクリートを載せる形式もよくあります。

IMG_6510

最初の数年はいいかもしれませんが、これが結構厄介です。

 

建物の周りの素のコンクリートから水が入り続けます。

 

 

家の周りのコンクリート土間(床の部分)が防水されていないと、
いくらでも降った雨がコンクリートに染み込んでいきます。

 

 

それが伝わって、構造コンクリートを傷めることもあります。

サビ染みやコンクリート下の雨漏りの原因も
屋外コンクリートの床面を防水していないために起こります。

 

 

建物の屋上は防水しますが、コストの観点から土間部分はしないでいると
経年劣化で思わぬところで建物の傷みが進行して
気づいた時には大変なことになっている長崎の住宅が多いようです。