大きな窓は、冬場晴れていればポカポカ陽気が暖かいのですが、、、
長崎といえど、普通に朝晩は寒いですし
先日なんて雪までちょっと積もりましたしね。
窓際からは朝早くとか夜になると
ヒンヤリ冷たい空気が流れてきます。
特に寝室とかだと、
横になるため、窓は上の方になりますよね。
頭元の窓などから、
ヒンヤリ冷たい冷気がスーッと入り込んできて
エアコンをしていても、全然よくなりません。
それもそのはず、エアコンは空気を温めるだけです。
この冷気の正体とは?
この現象は冷やされた空気と温かい空気の温度差で生まれます。
部屋の中はそこそこ温かくても
窓際になると空気は冷たいもの。
温度差が生まれると、冷たい空気は温かい方へ、
温かい空気は冷たい方へと流れていきます。
そうやって温度は一定になろうとする力が働きますので
一定の温度になるまで空気の流れは続いてしまいます。
もちろん一定の温度にはなりません。
寒い間じゅう、部屋の中の温度は一定にはなりません。
写真にもあるように、部屋の壁は黄色ぐらいのそこそこ温かいレベルでも
窓ガラスはは冷たくて青色になります。
なぜなら、窓の断熱が非常に貧弱だからです。
以前のアルミサッシに一枚ガラスだともはや外と同じレベル。
外が5度程度なら、窓の表面温度は7度程度。
でも、、、部屋の温度はエアコンなどで
20度近くに設定していますよね。
たとえエアコンを切った後でも、室内空気は15度ぐらい、
窓はやっぱり7度だと、温度差がありますので窓からの
ヒンヤリ、コールドドラフト現象が起きてしまいます。
断熱が弱い部分、弱い部屋があれば
ヒンヤリ感や冬場の結露の原因にもなってきます。