シール処理に頼ってはいけないとはいうものの
目地のジョイントに関しては
どうしてもシールに頼らなければ成りません。
もちろん目地なしのしあげも可能ですが、
目地なしとはいえ、見えないところに目地を隠しているだけで
逆に見えないところで悪さをするため考えものです。
見えていれば劣化箇所がわかるのに見えないために
いつの間にか入り込んだ水が壁の中で悪さをするなんて
しょっちゅうあります。
長崎のように雨が多いところでは
雨といかに付き合うかも考えなければなりません。
人間の能力には限界があります
雨が入り込まないように作るのは当たり前ですが
とはいえ、人間が作るものに100%なんてありえません。
自然の力は人間の能力をはるかにしのいでいますので
私たちがどんなに完全を求めても、
それをあざ笑うかのように入り込んでいきます。
乾燥させられる仕組みにしておくことが大事!
万が一入った時にも
吐き出す仕組みにしておくか、
乾燥させられるようにしておくこと。
特に木材は乾燥していること
何よりも湿気は建物には大敵です。
余計な水分を入れないことと、
万が一入った時は出せるように
足元などに通気がとってあることが重要です。